ミミック

ストーリー・オブ・フィルム エピソード2. アメリカ映画の功績、そして反抗のミミックのレビュー・感想・評価

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1918~28年、興隆するアメリカ映画と反抗。

映画が産業として盛況。パラマウント·ワーナー·MGMなどの映画会社を設立し照明やカメラなど機材を揃えた映画スタジオが出来る。映画を作る行程をライン化するスタジオシステムの構築。20年代の主流は娯楽系とロマン主義。三大喜劇王バスター·キートン、チャールズ·チャップリン、ハロルド·ロイド。ロマン主義に対抗した現実主義も出現。

『バグダッドの盗賊』当時のハリウッドの象徴、期待喜びハッタリ。キートン、視覚効果を使い体を張ったギャグ路線、『キートンの大列車追跡』ラストの橋崩壊予算つぎ込む、老いてもお茶目、影響エリア·スレイマン、『ライムライト』でチャップリンと共演。チャップリン動きのリハーサル入念、『キッド』、貧乏を経験、浮浪者から独裁者まで嫌味なくけれども批評的に演じる。ロイド始めはチャップリンの物真似その後丸眼鏡スタイルに、夢想する体育会系オタク。

幻想的なハリウッドへの抵抗として記録映画やノンフィクション。フハラティ『極北のナヌーク』イヌイットの文化、『あの家は黒い』、シュトロハイム『グリード』リアリズム。キング·ヴィダー『群衆』のオフィスシーン『アパートの鍵貸します』『審判』でオマージュ。ドライヤー『裁かるるジャンヌ』背景なし、『吸血鬼』『奇跡』白へのこだわり装飾を排除、影響トリアー『ドッグヴィル』。

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当時の喜劇俳優はジャッキー·チェンやトム ·クルーズばりにアクションしている。ハラハラワクワクからリアリティを求める、映画は色んな感情を与えられるツール。ここでラース·フォン·トリアーが出てくるとは、ドライヤー作品も見なければ。
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