このレビューはネタバレを含みます
ミステリー要素は確かに薄い。
自然の描写は素晴らしい。
2人の男に翻弄される主人公。
主人公の境遇には同情はしたが感情移入できなかったな。
以下、思い切りネタバレ
最初自殺かなと思ったが、被害者のクズぶりから殺されて不思議はないと思い直した。しかもラスト驚愕の事実と言われていたから、主人公に無罪判決が下された後、最後の伏線となったあの「貝のネックレス」が主人公の家から見つかるんだろうなと思っていたが、ビンゴだった。
でも、どうやって?
やはり深夜バスで往復していたのか。
そこの回想シーンだけ無くて。
あと、「無罪でも死刑になっても、早くここを出たい」このセリフは何かの伏線かと思ったけど単に拘置所が嫌だったんだね。