このレビューはネタバレを含みます
良い映画体験だった....
主人公カイアの半生が普段馴染みの無い湿地の映像と一緒に描かれていて、没入感が凄い。
鑑賞中はとにかくカイアに次は何が起こるのか、カイアが平穏に暮らせるのかが重要で、
誰がクズ男を殺したのかそれとも事故なのか、っていう謎解きの部分はあんまり気にならない作りだった。ミステリーというよりはヒューマンドラマ。
クズ男の描写も、ちょっと良い奴みとか、孤独感を出してくるところがリアリティあって怖かった...。
そして店屋の夫婦や弁護士っていう善人も出てくるので救いがあってホッとする。
小説はどういう表現をしているのか気になるので読んでみたい。
2022-100