いや面白い作品だった、カイアのあの一種の頑固さわたしは好きだなあ〜 これぞ小説原作って感じのおとぎ話みたいなストーリーのなかにミステリーとしてのダークな側面が見え隠れするのがとてもよい
カイアの回想…
主体性の進化論
とにかく 脚本が丁寧で見事
物語のテーマを描くだけでなく それを伝える力と説得力の凄さ
きっと原作では さらに丁寧に描写されているであろう事が想像できる
ベースはとある湿地帯で生…
主題の示し方も、物語の筋立ても、登場人物たちの行動原理も、しごく健全な映画だと思いました。
メインビジュアルやおよそ映画の題材には馴染みのなさそうなタイトルから、勝手にダークで猟奇的な内容を想像して…
「聖なる鹿殺し」を見てヨルゴス・ランティモス監督の映画を他にも見ようと思い、うろ覚えのさび付いた頭でうっすら記憶していたタイトル、アマプラに上がってきて、そうこれこれ!と思いマイリストに入れてました…
>>続きを読む湿地帯で見つかった青年の遺体。
青年と接点があったことなどからその湿地で一人孤独に暮らす『カイア』に容疑がかけられる。
カイアは幼い頃に父親の暴力により母が家出、兄弟たちとも離れ離れ、ついには父親に…
この世で生き抜くためには、世間と戦い自分を守らなければならない。幼い頃から世間から蔑まれ、孤りで毎日生きていくことに奮闘する彼女はまさに自然界そのもの。弱肉強食が当たり前な世界では生きるか死ぬか常に…
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