90年代オシャレ映画の代名詞?!恋する惑星を観た。ウォンカーウァイ、流行りに流行りましたのね。20代前半だったわたくしは、憧れましたわー。
なーんにも覚えていないかなと思ったが、いっぱい覚えていてびっくりした。買ったビデオで何度も見返した訳でも無いのに、すごく覚えていた。
でも、ビルとビルの間を通る飛行機を、下からうつしたのが出てくると思ったが出てこなかった。それは何の映画だったのかなー。
それにしても、魅力的な「全ての」音楽と共に、忘れられなかったのだろう。金城武は昔はかっこいいと思ったが、ロブロウのような赤いほっぺで、こんなにもあどけない男だったのかと驚いた。
令和に観たこの映画の感想。驚くほどトニーレオンが素敵だった。これに限る!
このとき、トニーレオンはいくつだったのだろう。大人の色気もある。じっと見つめられたらそりゃ不法侵入でもして生活を覗きたくなるわ!
今年の夏、プアンを見たときはウォンカーウァイったらいつまで昔を引きずってるのよ!と気恥ずかしくて観ていられない思いだったので、恋する惑星も照れ臭いのではと覚悟した。
恥ずかしくなかったー。何故か考えたのだが、出てくる俳優がやはり良かったのね。
ただ、いちいち作られたカッコ良さで、そこはやはり小っ恥ずかしいわぁーと勝手にデレっとしてしまったが。昔はウォンカーウァイのそんなところに酔っていたのですけれどね!
靴を並べたのに、片方はズレていたり、そういうところが、わざとなの?!と思うと、なんだかむず痒いような。
それでもやっぱり良い映画だったと思う。「90年代だから」ってのが前提で。
友人と2人で映画館から新大久保まで歩きましたの。新宿ゴールデン街を恐る恐る散策。
頭の中では、恋する惑星の冒頭の音楽が流れた。もしかしたら売人が逃げているかも。見ている景色もウォンカーウァイのあの映像、なんというのか?あのカメラワーク。そうなってほしくて、目を細めながら歩いた。、、、そんな訳ない。
タイガーマスクおじさんというのに会った。友人は昔から会っていたらしいが、わたしは初めて見た!びっくりしたよぅ。でも会うと良いことがあるんですってね!!