ゴジラDVDコレクターズBOXで鑑賞。
東宝初の日米合作だそうだが、まず序盤
ストレートに広島の原爆投下を描く
大胆さに驚かされた。
その割に戦争批判を訴えている感は
薄く、フランケンシュタインの悲哀と
怪獣としては小振りながら迫力ある特撮
シーンが見どころの作品と言える。
先月観たキングコングにどことなく通ずる
怪獣と人間が心を通わせる話は
幻想的なカタルシスを与えてくれるのだと
再認識した。
これがウルトラQ放送の前年なのだから、
当時の日本の特撮技術は世界的にも
高レベルだったのだろうと思い知る。