Netflixにて
フォロワーさんのレビューを見て興味を持ち視聴開始
何とも言えぬテストの作品
ナチスドイツが敗戦直前にこれまで研究を進めていた不死身の兵士を作るための死なない心臓を何故かユーボートで日本に託す
受け取り役海軍将校が土屋嘉男、そして広島にある軍研究機関の医師が志村喬、一瞬のカメオ出演
持ち込まれた直後原爆が投下されすべては灰に帰すも、放射能耐性があった心臓によりとんでもない子供が誕生していた
15年後不思議な浮浪児が家畜を襲う事件が頻発、警察や研究機関らが保護するとフランケンシュタインのような造形の少年、異常なタンパク質摂取欲、医師の水野久美とアメリカ人医師、高島忠雄らが面倒を見るとみるみる本人は成長、巨大化、😲
いつの間にか20メートルの青年となり人間たちは、彼を人間として捉えるのか、殺して不死身の心臓だけ残すべきか、とかよくわからない議論をする
高島忠夫が善人なのか、悪人なのかいまいちはっきりしない不思議な立場
水野久美は母性にてフランケンを庇い続ける
ここからが不思議な展開
なぜか溶岩から地底怪獣が登場し悪さを働く、これに対し成長したフランケン君がどうやって作ったのか全くわからない毛皮の衣装を着ておどろおどろしい形相をしながら怪物と必死で戦う❗️
ヒーローものなのか怪獣ものなのか、怪奇モノなのかよくわからない
また、アメリカ人の博士と水野久美が恋仲になる感じで日米合作感は丸出し
また博士の声が完璧な吹き替え❗️
当時の人は彼がしゃべっているのでは、と思ったのではなかろうか
こうした当時の特撮物に共通しているのは原爆と放射能のトラウマ
戦後20年でも、日本人は相当深く悩まされていたことがよくわかる
何らかの解決方法や救いのようなものをこうした映画で見出していたのではなかろうか