監督のイグナシオ・アグエロは、農民虐殺を題材にした処女長篇のフィルムを政府により押収され、映画をどう作ればいいかわからなくなった。次に取り掛かったのが「これが私の好きなやり方」という、彼自身が知人の…
>>続きを読むGK大学の講師控え室で回ってきた。いやはや、いろいろ考えさせてくれるし、じつに面白かった。
映画教室のアイデア自体は、じつはイタリアのファシズム時代には、教区教会の娯楽施設として教会併設の映画館や…
映画館に行ったことのないチリの子供たちが受ける、ソーマトロープからエジソン、リュミエール兄弟まで、丹念な映画の授業。映画ばっかり観に出掛けては観たそばから忘れる僕も勉強になる。なによりもプリミティブ…
>>続きを読むドキュメンタリーは思想が見える
客観的なドキュメンタリーは無いように思う
客観的に見るのは観客だ そりゃそうだ
「虚構を用いず実際のままを記録した性質をもつ」と、「ドキュメンタリー」でググると出…
「映画に愛をこめて」@元町映画館、特集上映の一作。
実は、この映画の後の「アメカル映画祭(神戸出張編)」に行きたくて、早く着いたのでこれも観た次第です。
ちなみに、「アメカル映画祭」は名古屋の方な…
ピノチェト政権下のチリで、貧しい子供たちを集めて開かれた映画教室のドキュメンタリー。子供たちが、映画がどのような仕組みなのか、どのように生まれたのかという原理や歴史から、どのように映画を撮るのか、と…
>>続きを読む蓮實さんは、この映画が「自然な映画に対する距離」を表したって言ってるけど、ほんとうにそうだと思う。ぼくたちが映画と付き合うとき、たちかえるべき姿勢がこの映画にはある。
映画は決して特権的なものでも、…