籠

密会の籠のレビュー・感想・評価

密会(1959年製作の映画)
4.0
2017年88本目 旧作日本映画24本目 0/79,150

久しぶりに観た。晩年の主役と顧客対応で自宅に伺い正体を知らないまま数分間恐怖の時間を過ごした私にはその時の「何がジェーンに起こったか?」のような形相からは想像できない妖しい美しさを堪能し冒頭や宮口精二の法律に関する長廻しに痺れ人身事故教訓映画にならない小田急の惨事に震え本日の帰りの電車の人身事故にトドメを刺されるのだった。すでに大作曲家とは仮面夫婦だったと思われる時代に効果的にカッコいい音楽か登場する最高に狂った映画には山崎善弘と西村昭五郎の名前がある。こういう現場が先に繫がっていることが感じられるのだが「ホワイトリリー」には感じないんです。あたし…
籠