つるみん

告白、あるいは完璧な弁護のつるみんのレビュー・感想・評価

告白、あるいは完璧な弁護(2020年製作の映画)
3.7
【私はやっていません】

〈韓国映画398本目〉

オリオル・パウロ監督の『インビジブル・ゲスト』の韓国版リメイク。これで韓国は『ロストボディ』のリメイクである『死体が消えた夜』に続き、オリオル・パウロ監督作を2作品もリメイクした事になる。

リメイクとして非常に面白く作るのはさすが韓国だなと思うし、ラストの展開はオリジナル版、そしてイタリア版リメイクである『インビジブル・ウィットネス』とは少し違ったので楽しめたが、やっぱりオリジナルのスペイン版が一番面白い。それは既に内容を知っているという事もあるが、緊張感や二転三転する衝撃への持って行き方含めてもオリジナル版が上。そしてなんと言ってもオリジナル版は最後の最後までカタルシスが半端ではない。(個人的にスペイン映画の枠組みでは5本の指に入るほど大好きな作品)

オリジナル版のあの展開を知ってると、ちょっと物足りなさが残るラストだった。
つるみん

つるみん