このレビューはネタバレを含みます
パク・チャヌク、
今回はこう来たか…
楽しみにしてたパク・チャヌクの新作。
だからなるだけ前情報を入れず素の状態
で席についた。
全てが想定外な展開だった。
女の為に罪の隠蔽をし
男の為に罪を告白する
パクチャヌク作品はいつも伏線回収が
重要な鍵になってくる。話も前後する。
今回若干入口で集中が欠けてしまって、
大丈夫か…？と思いながらいたんだけど、
気がついたらいつの間にかのめり込んでた。
・独自の捜査方法（ちょっとオタク）
にこだわるエリート刑事（妻あり）
・夫を殺害したと疑われる中国人妻
毎度ながら登場人物の設定が面白い。
この2人が恋に落ちる。
そしていつもの濃厚なエロはなく
限りなくプラトニックな愛。
愛の告白のしかたも独特。
深いというか表現がマニアック、
まるで謎解きのよう。
予測のつかないストーリー展開。
迎えるラスト。
浜辺のソレの…
え？なるほど…そんな方法があるのか？
…と、
さすがパク・チャヌク（変態だ笑）
そしてヘジュンにはきっともう、
一生熟睡できる日は来ないでしょうね…
パク・チャヌク最新作としては満足！
充分楽しめました★
でも最後、雨と波に打たれながらソレを探すヘジュンのラストカット。昔々の昭和映画のラストに大きく「完」て出そうな終わり方…個人的にはちと微妙・笑（どうしようもない感情を表現したかった？）
