眉間のことを英語で"TRIANGLE OF SADNESS"というのを初めて知りました。
アヴァンタイトルで結構人を馬鹿にしたような男性モデルオーディションの舞台裏インタビュー映像があり、ここでこの映画のトーンはこうですよと分かります。
続いて豪華客船のクルー達のこれも朝礼の舞台裏。なるほどかなり露悪的な映画なんだなと警戒心はマックス。
その豪華客船の船長役がウディ・ハレルソン。これで決まりです。あとはこの下品極まりない映画に身を委ねるのみ。そして案の定最悪な描写が続きましたね。終盤は面白くもないツイストでこういう映画を好んで選ぶカンヌ映画祭もレベルが落ちたなと思わざるを得ませんね。ちっとも楽しくないし、映画としてハッとする新発見があるわけでもなく。
「狂った時代を、笑い飛ばせ」という宣伝文句も空回り。この映画自体が空疎な馬鹿騒ぎです。