とってもセリフの少ない映画。
でも言葉以上に語りかけてくるものがあった、、、
思春期という難しい時期
もちろんレオもダメだったんだけど、
レオは悪くないのよね。
思春期って怖いよね。
不安定で、加減を知らない少年の
些細な間違い。
「クロース」というタイトル通り
この年代の人間関係って
とっても近くなるのよね。。
あまりにも残酷で、後半がとても辛かった。
言葉にせずとも、10代前半の子供には吐くくらいしんどいくて重いことだと思う。
一生この気持ちと生きていくなんて、、、
人間って本当にあっけなく死んでしまう。
最近自分が昔好きだったアーティストが
あまりにも若くして死んでしまったりして、
それですら知った時って他にはない喪失感に苛まれた。。
身近な人がって、考えただけでもしんどいもん。
強がって、避けることなんて、
誰だってあるやん、
誰にだって死にたくなる日があるけど、
死んだら誰かは絶対悲しむんよ、
死ぬ時にはそんな人たちのこと考えられないと思うけど。
ダメダメで落ちこぼれてたって、
大切な誰かに裏切られたって、
その人が生きているという日常が、きっと知らないところで誰かの支えになってるんだと思う。
そしてこのレオ役が天才的に儚さとか
切なさを表現してくるんだよな。
心臓をぎゅーーーって締め付けられるような感覚だった。
とても繊細で染み渡る映画。
この映画の伝えたいことって何だったのか、、、と考えると、いとも簡単に1日が終わってそう。
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今年の冬にベルギーに行くので見た!
まあブリュッセルとは全然違うんだと思うけど。
ベルギー映画って意外と日本に普及してないんだな〜、、