姉弟と偽って暮らしている移民のトリとロキタのお話。
「家族の為に稼ぐのが私の仕事なのに」
ロキタの責任感の強さに胸が痛くなった。
「どうしてビザが下りないの?」
「僕らが邪魔だから」
移民は受け入れた国にとってどんな存在なのだろう。受け入れたならそれ相応の待遇が必要で、これじゃあなんの為に受け入れたのかわからなくなる。人数が多すぎてそこまで手が回らないのかもしれないけど、もっと気にかけてあげて欲しい。全然関係ない私が言うのもおこがましいんだけど、移民問題は本当に難しい。
トリとロキタは血が繋がってないのに、本当の姉弟のようにお互いを思いあっていて、ロキタはトリがいるから生きていられるくらいトリのことを頼っていて、素敵な関係だった。ロキタが弱音を吐いた時のトリの「僕がいる」にはグッときた。
移民の人達が安心して暮らせる世界になりますように。
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2024/𝒩𝑜266◡̈✧🌛☽・:*
おうち映画𝒩𝑜266-☪︎