nsd

ぜんぶ、ボクのせいのnsdのレビュー・感想・評価

ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)
3.5
「とんび」で幼い頃の北村匠海を演じていた子役。もう主演か!などと感心していると、かなりシリアスな話で救いがなくズーンとした気分で劇場を出る。悲しげな目、諦めたような目、とにかくあの目力に吸い寄せられる。
ある意味で親に捨てられ、行き場のない女子高生と少年とホームレス。3人でいる時だけ、フッと笑顔が出て安らぐが、そんな時は長く続かず、ある事件が起きて幕切れ。あの少年は今後どうやって生きていくのだろう、希望はあるのか……。もやもやが消えない。
「世の中の悪いこと、ぜんぶ、ボクのせい」
ある事件だけではなく、災害も何もかも自分のせい…という諦めの言葉であり怒りの言葉だったのか。
nsd

nsd