オーウェン

リミットレスのオーウェンのレビュー・感想・評価

リミットレス(2011年製作の映画)
3.5
作家志望だが私生活はどん底状態のエディ。
そんな時に出会った義弟にもらった新薬NZT。それは眠れる頭脳を100%活性化させるドラッグであった。

普段人間が使われていない脳は約8割ある。つまりはこれが潜在能力と呼ばれる部分。
その部分をすべて使えれば自ずと天才が出来上がる。
エディも金持ちになり会社の重役と次々出世していく。

しかしこの新薬を狙う者と、薬の副作用に悩まされる。
このサスペンスとしては普通だが、のし上がる過程は脳が完璧に出来上がるならではな考え。

金を貯めるには競馬のようなギャンブルではなく、先を読める株が最も手っ取り早い。
格闘になるとテレビで見たお手本を思い出し自然と体が動く。
そのモデルがブルース・リーというのは笑える。

このように脳の活性化で見せる部分が秀逸な作品。
ブラッドリー・クーパーは主演を任せられるだけの存在感を発揮しているが、デニーロはこれだけの役なのに果たして出る意味があったのか?
オーウェン

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