ラストで一気にB級感が笑
これだけキャッチーな題材でメッセージ性が一切ないってのは逆にすごいよね笑 でも破滅エンドにしなかったのは好きです。
小説家志望だが筆が全く進まず、生活の援助をしてくれてた恋人にもフラれ、もうなんか終わってるなあと思ってる主人公。
ふと道端でヤクザ紛いの仕事をしていた元妻の弟と再会し、妙な薬を渡される。弟曰く、脳の力を100%引き出せるらしい。
それを飲んだ主人公の生活は激変する。
でもこの薬が一日しか持たないというね。
効果が有限とわかった時点でもう破滅の未来しか見えない。
大人しく小説だけ書いて、合間に株でもやって一生分稼いで手を引いとけば良かったのに、なんて思うけど、それで止められないのが人間の性ってやつなんですかね。
薬はいつかなくなるのによくもまあここまで意欲的に動けるもんだ。一種のハイな状態なんだろうね。
俺は薬飲んでないときの主人公の方が好きだなあ。
主人公と対照的に描かれる、ロバート・デ・ニーロ演じるやり手の社長が良かった。
この人は単純に有能な人間で、経験値に基づいた行動を取るので、主人公が如何様な人間なのかもすぐに見破るし、なんかかっこよかったな。
