リリー

リミットレスのリリーのレビュー・感想・評価

リミットレス(2011年製作の映画)
3.5
ブラッドリー・クーパーが、よれよれのヒモ状態から徐々に有能で自信満々なかっこいいビジネスマンに変貌していく様子が見られて面白いです。実感が持てない近未来についての映画だと予想して観たら、NZT48を現在ある薬物などに置き換えればとても現実的なテーマだと思いました。普段20%しか機能していない脳を100%フル活用出来ると薬とは素晴らしいと思う反面、それは潜在能力がある人の場合ですね!テレビのクイズ王が、一度見たり聞いたりしたことはどんなことでも忘れない、と言っていたのを思い出し、このような能力が本来からある人がいることを思い出しました。そして、NZT48は何より副作用がないわけないから恐ろしいです。
ロバート・デニーロの圧がすごいです。顔に刻まれた複数の深いシワが内面の複雑さを物語っているようです。
最後はハッピーエンドなのか、危険な未来を示唆しているのか、曖昧に終わっています。
リリー

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