もち

呪詛のもちのネタバレレビュー・内容・結末

呪詛(2022年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

オカルト大好きなので、最初の呪文を何回も唱えるところと手の甲を合わせるポーズでもう大体の察しがついてしまった。ので、もう後は消化試合に。。信心深くない人間はまじでこういうの怖がれない。土着信仰自体が身の回りにある事象でないから現実感もあまりなく。。
都市ボーイズはやせさんの実話怪談(地元の霊媒師とおまじないの話)を彷彿とさせる話。+悪魔崇拝。神の祟ではなく、邪神を自ら信仰する生きた人間の怖さ
そういう呪いの事象とかよりも母親の子に対するDVの方が気持ち悪くて後味悪かった。よき母親でいよう、母親としての愛情を注ごうと罪悪感も相まってやっきになるあまり、(無意識に)どんどん子どもを苦しめていく。無償で愛されるのは子どもではなく、親の方であると見せつけてくる。親の傲慢さや自己愛を描いてるのかなとすら思った。
お憑かれ様でした。
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