完全なフェイクドキュメンタリー形式ではなく、途中に完全に第三者が撮ってる映像も混ざってる。序盤は丁寧に監視カメラの映像とか使っていたのに後半面倒くさくなったのかな。
怖いシーンには暗くて低い読経が流れるから身構えできてありがたい。虫やら歯やら髪の毛やら白ブリーフやら素晴らしき禍々しい呪いアイテムの数々。中盤、凧上げや里親の話から親子の感動ドラマに行くかと思いきや…
回想シーンを主観視点にしたのはやっぱり臨場感あって怖い。壁に向かってただ立っている人は怖い。こんな怖い状況でカメラ回し続けられる主人公も怖い。結局その残された映像をまとめあげて作品にした監督が一番邪悪。数日間この映画を引きずっている時点で呪いにかかっている。