キモい生き物や、髪や歯や、ブツブツ、ぐちょぐちょ、どろどろの全部盛りで、かなりホラーっぽいホラーだった。特別目新しいアイテムがあったわけではないが、呪われてからの怒涛の畳み掛けはテンション高くてよかった。
どんでん返しのメタは予想外で意外性がある。大オチのビジュアルも、「ひっぱっといてこんなもんか…」ってならない抜群のキモさでgood。
台湾人はとても迷信深いと聞き知っているので、この手の話はもっと強烈だろう。古今東西のホラー闇鍋のような作品だが、結構ローカルなカラーを残しているのも味わい深い。
観光地の洞窟とかにちょこんと置かれている仏像とか、よくよく考えたらきしょいのでやめてほしい。
