呼び鈴がクビ締まる声とか
ホントにブラック★★!
テリー・ジョーンズも出てきた
素晴らしい
「鏡の国のアリス」ルイス・キャロル
Jabberwockyにあるナンセンスな言葉の数々が
テリー・ギリアムにイメージを呼び起こし
それを映画にしたそうです
ブルーノ王国の
湿った土 腐った空気感
中世の匂いを感じる
貧しいといったってトコトン汚くて
満遍なく狂気でてんこ盛り
監督が楽しんで作った思い切りが
嬉しくなる
怪物を退治する者を選ぶための
勝者を決める闘いで
血を浴びる王様と王女様
アイロニーで溢れてる
畏れることを失っていく描写
奇妙で素晴らしい
怪獣を倒す前の甲冑の騎士同士が
向かい合うモウモウとした熱気
んごくカッコ良かった
憩う傍らにあるはタムタムの樹
人形芝居に語らせるシーンなんて
テリー・ギリアムの頭の中にしか
存在しない世界
音楽も独自の世界観の強引さも
観たあとは爽快感しかない
楽しかった★☆!