シアトル国際映画祭にて。
ユダヤ人家族が地下室を書庫として売ったら買い手はゴリゴリのホロコースト否定論者だったという。
フランソワ・クリュゼ、ジェレミー・レニエ、ベレニス・ベジョ共演。
フランソワ・クリュゼが演じる買い手の孤独な老人フォンジック、妻に先立たれ一人でインターネットに陰謀論を書き込んだりメールを大量に送りつけたり、完全にヤバい老人なんだけど、パッと見はそんな雰囲気なく、サンドバーグ夫婦は地下室を売ってしまう。
あまり手入れもしてないし使い道もない、そもそも気味悪いからとっとと手放したかったんだろうけど。書庫として使われるだけならそんなに気にしなかったんだろう。
でもよく考えたら買ってしまえば使い道は自由になるわけで。フォンジャックに住み着かれちゃって気味悪がった家族は売買自体を取り消そうとするが……
フォンジャックは何か企んでるのか、それともサンドバーグ一家の思い込みか。
これ立ち退きをせまれば契約を盾にもめるし、このまま放っておいてもユダヤ人と反ユダヤでモメるし、どっちに転んでもいいことないんじゃないの……
徐々に緊張感が張りつめてくるサンドバーグ家vsフォンジャック。
中盤あたりからもっとスリラー展開になるかと思ってしまった。モヤモヤする終わりかただったな。
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