生き方が定まらない男ピエトロと山の生活しか知らないブルーノ。子どもの頃に出会って仲良くなって、空白期間を経てまた交流が始まります。
これは感想を書くのがむずかしいなあ。
この作品は山を背景に、対照的な２人の生きざまをじっくり見せてくれます。ドラマチックでもあり淡々としていて、リアルで泥くさかったりします。輝く日々があったり、思うようにいかなかったり。じっくり２人を見守り続ける作品ですね。
雄大な山の景色をたっぷり堪能。夏の景色が多かったのですが、本編最後のほうは冬の厳しさを痛感しました。
急な斜面ばかりで、撮影は大変だったろうなあ。あの岩だらけの斜面をピエトロが登る長いシーンはドローン撮影なんでしょうか？
都会の人が言う“自然”は、子どもの頃から山に住むブルーノにとっては当たり前にそこにあるもの。都会人が自然が豊かだとやたら喜ぶのはなんか違うね。
