Ayu

ミセス・ハリス、パリへ行くのAyuのレビュー・感想・評価

3.0
公式Twitter枠の招待枠にて当選、ペア招待だったので主人公のミセス・ハリスと同年代のお母さんを誘って鑑賞(最後に一緒に映画を観たのはイーストウッドの「クライ・マッチョ」の試写会ぶり)上映前の舞台挨拶の新木優子ちゃんのディオールのオートクチュールのドレスが羨ましすぎて(プレタポルテですら買えない私、小物が精一杯です…)

原作未読、1950年代のロンドンからパリをディオールの美しいドレスたちが彩るハートフルストーリー。細かいことや難しいことは何も考えずただた素敵なストーリーを楽しむのみ。主人公ミセス・ハリス役のレスリー・マンヴィルは終始チャーミングで役柄にとても説得力があり、イザベル・ユペール様は凛としたディオールの支配人を好演(本作は笑顔もたくさん見られて嬉しい)

フィクションの小説が原作なので細かいディテールやそこそこ無理のある展開などのリアリティーには欠けるも、優しさの連鎖、出会い別れゆく人間関係の中にある慈しみや他人を愛する気持ちなど昨今あまり取り上げられないレベルにがっつり描いていてライトなタッチに仕上がっている。

それにしても今流行りのフランス人イケメン枠なのか先週末の「チケット・トゥ・パラダイス」ぶりにまた会ったね「エミリー・イン・パリ」のリュカ・ブラヴォー…!今作のディオールの会計士役も素敵だったよ(細身のグレーのスーツに眼鏡はビジュアルが優勝)今後もロマコメにガンガン出て欲しい。
Ayu

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