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恋文のeigajikouのレビュー・感想・評価

恋文(1953年製作の映画)
4.5
「国立映画アーカイブ
映画の教室2019
日本の女性監督 道を拓いた女たち」

脚本は木下惠介、主要キャストは名優揃い。カメオ出演も豪華。
木下惠介監督はじめ一流のスタッフが名女優の初監督作品をサポート。成瀬監督も助言していたらしい。
(若き石井輝男監督が助監督についていた)
優秀なスタッフの仕事に支えられてできた作品とはいえ、
田中絹代監督のステレオタイプな女性の描き方をしたくない、
型にはまったラブロマンスものにしたくないという明確な意思を感じる。
素晴らしい作品と思います。
ロケも多様しており当時の東京の様子が興味深かった。
そしてダメ男やらせたら森雅之さんの右に出る者なし!
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