悪党が少林寺の教えと人に触れ改心して正義に目覚めるというのは、アンディ・ラウさん主演の「新少林寺」に設定が似ている。
カンフーアクションはもちろんあるが、どちらかというと仏教の教えの宗教色が強いように感じました。
他の方も仰っていますが、主演のルイス・ファンさんが伊武雅刀さんに似ています。坊主頭にするとなおさら似ています(笑)
この人は声が渋くて特に南無阿弥陀仏の声が良い。
少林寺を題材にしたカンフー映画と言えば過酷な修行シーンですが、あるにはあるが非常に簡素なため主人公が少林拳を体得したようには見えず、海賊だったので元からの強さにしか見えません…。
カンフーシーンはあるにはあるが数少なく終盤に集約されている感じです。
ワイヤーアクションを使ったアクロバットかつスピーディなアクションは見応えありますね。
いくら和尚が許しても主人公の行いにちょっと引いてしまい…あまりノレない部分もありましたが、まあまあ観れるカンフーアクション映画でした。