「ソロキャン好きだけど行ったことはない」とか「サブスクアマプラしか入ってないや」とか「実は発言の中身が無いインフルエンサー」とか、阪元監督の今どきあるあるギャグは随所に散りばめられていたけど、前半がゆるゆる過ぎて乗れなかった。特に訓練シーンはキャラ設定としては機能していたけど単純に退屈だった。ベビわるで社会システムの一部として殺し屋や死体処理業者をリアルに描いていただけに、殺し屋育成プログラムも丁寧に描いてほしかった。後半アクションも説得力が増すだろうし。
監督が言っていたキャラクターを個別に描くのではなく、2人一組の関係性で特徴を出すのは成功していたと思う。ポッカレモンとかはやり過ぎだと思ったけど、これも元ネタがあるのだろうか。
国岡のジャンピングパンチや、恋愛に奥手な所や、ストロング缶の本数で時間経過を見せたり面白いシーンも。特に伊能さんのTwitterやYouTubeを見てると、本音っぽい発言もあって愛着わく。
