少女M

ヴィレッジの少女Mのレビュー・感想・評価

ヴィレッジ(2023年製作の映画)
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中盤くらいまで何もわからないまま進んでここからか……と思っていたら終わった。

終始何もわからなかった。
何を伝えたいのか汲み取れなかった私の想像力が乏しいのでしょうか。

俳優さんたちの演技は素晴らしかったです。

最後光に包まれていた演出もちょっと理解することを放棄している自分がいます。

もっとその土地に癒着した宗教的な何かに巻き込まれる話だと勝手に思ってた私が悪いです!

どういう話だったのか解説してくれる人を探します。

他のユーザーの感想・評価

ある村で起こる街おこしとそのダークサイド。
横浜君のドツボな環境に舞い降りる黒木華の威力がやば過ぎる。
あんな風に気にかけて理解してくれたらそりゃ変われるよ。
にしても村の悪者達も凄い良かった。
透くんなんか去年の鈴木亮平の再来、今年の日本ヴィラン賞を授与したい。
なんだそりゃ
濃い霧で覆われた茅葺き屋根の家々と、それらを見下ろすように聳える超巨大産廃処理場。それが完全にやりすぎなレベルでおどろおどろしく笑ってしまった。完全に田舎ホラー。横浜流星の憂いを帯びた美しさと、古田新太の流石の芝居だけでお腹いっぱいな一作。やっぱ演技凄すぎ。
shu

shuの感想・評価

4.5
終始ずっとしんどい。村の閉塞感、能の不気味さがマッチしすぎていた。ラストシーンの横浜流星さん凄すぎる。
最初から最後まで重くてほぼ救いのない話ではあったけど、そこまでズドンと突き刺さって来るものが無かった。

チラシのキャッチコピーには、同調圧力、格差社会、貧困。
そう書かれているけど、犯罪者の息子としての生きづらさなのか。村社会の構造的闇の事なのか。結局何をメインテーマとして描きたいのかが、イマイチぼんやりとしてて散漫で伝わって来なかったからではないかと思う。

そして、幽玄で神秘的な雰囲気の演出だけでは無くて他に何か意味があるのだろうけど、物語の中で「能」が何を意味するものなのか。そこもよく分かりませんでした。
Michihiro

Michihiroの感想・評価

3.7
2023年公開。監督・脚本は『ヤクザと家族 The Family』『余命10年』の藤井道人、主演は横浜流星。『青の帰り道』 『DIVOC-12 』等を含めて6度目のタッグを組んだ。PG12指定。2022年6月に死去し、『あゝ、荒野』『宮本から君へ』『泣く子はいねぇが』『茜色に焼かれる』『空白』など数々の名作に携わってきた河村光庸の遺作でもある。異質で幻想的で不思議な感覚にさせられる。根幹には"恐怖""現代日本の縮図""人間の本質"を表現していると言っても過言ではないメッセージ性が伝統文化と環境保全が共存する幻想の村を舞台に描かれている。終盤の畳み掛けはテンポが良かったが、序盤の展開が遅く、一気には惹き込まれなかった。良くも悪くもハードルを上げ過ぎていた節があった。横浜流星の変幻自在の演技、喜怒哀楽含めた怪演が素晴らしかった。

"閉ざされた村にある光と闇、逃れられない運命との闘いの果てにあるものとは。この世界のなかで、今。"
ゆゆ

ゆゆの感想・評価

4.3
藤井道人監督の作る作品はすばらしいものばかりで今作も期待通りとてもよかった!
そう簡単に何度もは観られないなといろいろずっしり感じました。。
ゆうき

ゆうきの感想・評価

3.5
役者はいい。
よく言えばわかりやすい、悪く言えばストーリーの中に深掘りされない表面的な点が置かれている感じでつまらなかった。
監督とプロデューサーの名前だけで期待値を上げ過ぎてしまったのかもしれない。

今回は脚本もありきたりだし、そして何よりもダラダラと長ったらしく感じた。
ヒルツ

ヒルツの感想・評価

4.0
あのシーンは震えた!

藤井監督作品は、相変わらず暗くて重くて辛いんだと再認識させられる作品。
そして、重厚感のある映像に、惹き込まれるカメラワークも流石としか言いようがない。

田舎の村って設定から『ガンニバル』的な風土や土着信仰が絡むストーリーかと思ったけど、全然違った。どちらかと言うと「うわー起こりそう…」と思ってしまうような身近で理解しやすく、人の本性を暴くようなストーリーだった。

役者陣を素晴らしくて、特に主演の横浜流星は本当に良かった!!

系統的には完全に『新聞記者』の系譜
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少女Mさんが書いた他の作品のレビュー

アリスとテレスのまぼろし工場(2023年製作の映画)

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良かったけど物足りない。

そんなひとことです。

キスシーンは作画も演技も良かったなぁ。

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

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痛いところ突かれる。
わかんないけど痛くて泣いてた。

ヨッシー出てきたとき急に自主制作感。
イノギさん可愛い。

君は永遠にそいつらより若いんだから。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

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脳細胞、自分の思考を破壊された。

81分の間、全く気の抜ける時間はなかった。
映画館だからこそ実現できたところはあるだろうが、この没入感。
本当にすごい。

自分が幾ら考察をしてみても、違う?わから
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

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全シリーズ見てるわけじゃないけど、しっかりプリキュア世代で、デリシャスパーティーでまた沼にハマった者でござる。

みんなが仲間のために頑張る姿や想いが、ぜーんぶがかっこよくてキラキラしてて可愛くて、と
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FAKE(2016年製作の映画)

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わたくしも最近推しが燃えていますが、メディアや本人、ファンたちのFakeに飲まれていたと感じたね。

流石に豆乳のシーンおもろい。

佐村河内氏に感情移入しつつも、どこか信じきれない。

アメリカ記者
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

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余白を残す終わりかた、好き。

佐久間雫=ドロップ、すごい。

花火、綺麗。

もうちょい深掘りして欲しいけど、みなさんおっしゃる通り尺的に限界かな。

よかったですが!