くら

おやすみなさい、Mr.ひつじ君のくらのレビュー・感想・評価

5.0
彼を「天才」と呼ばずに誰を「天才」をよぶべきか。私はこれから先この疑問に苦しまされるだろう。彼がいない世界であれば、「天才」などいくらでもいた。しかし彼がこの世界にいる限り、「天才」の座に位置できるのは彼のみではないか。
素晴らしい映像美、台詞に目が向けられがちだが、1番の功労者はくるくるとした髪の毛を生やし、何を言っているのかさっぱりわからない滑舌で発話する男。この男無くしてこの映画は完成しない。
大滝監督へのリスペクトが止まらない。
くら

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