怪奇沼ツアーの惨劇から辛くも生き残ったメリーベスは父親と兄の復讐の為、聖ゾンビとハンター達と共に再び沼へと向かうが…というストーリー。
アダム・グリーンが監督したバカ・スラッシャー「HATCHET/ハチェット」の続編で、監督は引き続きアダム・グリーンが務めています。
メリーべスはボブおじさん、聖ゾンビが集めたハンターと前作で死んだガイドのショーンの兄たちと共にハニー島の怪奇沼に辿り着くも、再び現れたビクターによって次々と殺されていく。更に聖ゾンビにはある企みがあり、という内容です。
前作直後から始まります。一応、台詞などで前作の補完はされますが、前作は見ておいた方が良いですね。今回、ヒロイン役は「ハロウィン4」のダニエル・ハリスに変わっています。前回ではチョイ役だったトニー・トッド演じる聖ゾンビは今回主役級になってます。クライマックスでのビクターとの肉弾戦は燃えました。ビクターとその父親役は前作と同じくケイン・ホッダーが演じてます。また、前作で死んだ中国人のインチキガイドの兄役でバリー・シェンも続投しています。
今回はビクターの呪われた出生の話やハンター集めとビクター狩りの裏である事を画策する聖ゾンビ等ドラマ部分にちょっと力入れてますね。その分、ハンター集める部分が長いんで、前作よりもテンポは悪く感じる所はあります。肝心の殺戮が始まるのが後半30分からなのもその印象強めてはいます。一応、聖ゾンビがビクターの伝説語るシーンで殺戮シーン挟まれますが。
目玉である残虐シーンは今回も力入ってます。冒頭から腸を掴んで引き摺り回して首絞め、斧の柄でガンガン殴ったりスクリューで顔面破壊、首チョンパ、顔面スライス、テーブルで頭部切断、下顎引き千切ったりと盛り沢山です。巨大チェーンソーで二人纏めて股間から真っ二つにするシーンは、キン〇マがボトリと落ちたりして笑ってしまいました。トニー・トッドの最後も凄いです。
ホラーファンならニヤリとできる小ネタも前作に続いて満載です。聖ゾンビの店のテレビで監督のニ作目「フローズン」の主人公がインタビュー受けてたり、ハンター募集で集まった男達の中にトロマ総帥ロイド・カウフマンや「ワナオトコ」の監督マーカス・ダンスタンや「ザ・コンヴェント」「ラバランチュラ」の監督マイク・メンデスが居たりします。回想の殺戮シーンでショーン・アシュモアも出てたのはちょっとビックリ。「悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲」でレザーフェイス演じたR・A・ミハイロフが過去にビクターと因縁あるハンタートレント役で出演していて、終盤でビクターの家の中でビクターと激しいタイマン繰り広げてくれて、体格互角なだけに迫力ありましたね。更に主人公の保護者的な役回りのボブおじさん役で「フライトナイト」や「チャイルド・プレイ」の監督トム・ホランドも出演しています。
ラストは痛快でしたね。斧でビクターの顔面グチャグチャにして血飛沫浴びながら笑い声あげるダニエル・ハリスにはホラーヒロインとして流石の貫禄感じました。グッチャグッチャにしたあとホラー映画でお馴染のエンディングかと思ったら戻ってトドメさすのはウケました。しかも今回もブツ切り(笑)あれじゃ復活できなさそうだけど、「リピーター」という夜になると元に戻る霊体?特異体質?だから当然復活はするから三作目も作られましたね。
前作が駄目だった人には今作も駄目でしょうけど、個人的には前作以上に楽しめました。