空海花

ウエスト・サイド物語の空海花のレビュー・感想・評価

ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)
5.0
皆様あけましておめでとうございます🌞

リメイクに先駆けてオリジナルを復習…というよりまた観たくなって、鑑賞♪
下に2021年度ランキング発表あります⭐


ブロードウェイ・ミュージカルの70ミリによる映画化。
アカデミー賞10冠👑
ゴールデングローブ3冠
ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞。
「ロミオとジュリエット」を現代化したラブロマンスを現代の青春悲劇として描かれる。
原作はアーサー・ローレンツ
脚色アーネスト・リーマン
監督はロバート・ワイズと振付も兼ねているジェローム・ロビンスの共同
撮影はダニエル・L・ファップ
画面構成にタイトルをデザインしたソール・バスが一役加わっている。
音楽はレナード・バーンスタイン
製作ロバート・ワイズ
出演者はナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ラス・タンブリンなど。製作はロバート・ワイズ。

ジェット団とシャーク団は
ポーランド系とプエルトリコ系。
背景には人種差別の悲哀があり、
力で他を排除することで自分たちの場所を獲得する切ない若者たちの物語。

NYの空撮とバーンスタインの音楽が響き渡るオープニングのシークエンスが素晴らしい。
キレの良いスピーディーなダンス。
“空を掴め”

ぼやけた映像の中のスローモーションの出会い、
恋に落ちる鉄製階段のシーン。
新作の予告で金網やらそれを見たら
その再現が楽しみでならない。
(なぜ金属に反応?と思ったが、骨組みやそういう強さが作品にあるからかな)

決闘に向かうジェット団
対するシャークス団
それを止めに向かうトニー
家で待つマリア
この合唱はいつ観ても心が躍る。
カメラを引いたり、動きのある撮影も躍動感があり映画的で良い。

ベルナルドとリフの決闘シーンは
マイケルジャクソン「BEAT IT」の原形。

演出、音楽、ダンス、物語が見事に絡み合った傑作。
ミュージカル映画の金字塔。
言葉以上の発信力を持つダイナミックなパフォーマンスをぜひとも感じ取ってほしい。


2022レビュー#1
2021鑑賞No.450

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それでは集計結果です! 
2021年総鑑賞数:463
うち2021公開作品:101
うち劇場鑑賞数:93 でした。
映画館に行くことが以前よりだいぶ減ってしまい、そんなに観てない中ランキング出すのも恐縮ですが、発表します⭐

【2021年MyBest10】
(2021年公開作品に限る。配信含む。
 リマスター等は覗く)

①DUNE/デューン砂の惑星🇺🇸
②アメリカン・ユートピア🇺🇸
③由宇子の天秤🇯🇵
④水俣曼荼羅🇯🇵
⑤ドライブ・マイ・カー🇯🇵
⑥サマー・オブ・ソウル🇺🇸
⑦デンマークの息子🇩🇰
⑧Summer of 85🇫🇷
⑨オールド🇺🇸
⑩ベルリン・アレクサンダー・プラッツ🇩🇪

コンプライアンスを気にした訳ではありません(笑)
昨年は傑作が多すぎて、
また音楽映画、ドキュメンタリーも力作が多くこんな感じになりました。
もっと観てればランキング別にしたいのですが、そうもいかず。
邦画が3本入ったことはかつてないので自分でも驚き😲
『ドント・ルック・アップ』も絡んで来そうだったのですが、上映予定もあるのでムリせず本年分に回します。

今回は次点というよりまだまだ良作が多かったので、おまけにランキング20までやります(笑)

⑪少年の君
⑫コレクティブ 国家の嘘
⑬トゥルーノース
⑭シン・エヴァンゲリオン
⑮ボンジョヴィ・フロム・アンコール・ナイツ
⑯アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン
⑰ファーザー
⑱スウィート・シング
⑲007/ノー・タイム・トゥ・ダイ
⑳ノマドランド


昨年はご心配をおかけしてしまったり
大変お世話になりました。
皆様が素敵な1年を過ごせますように🍀
今年もよろしくお願いします!😆
空海花

空海花