アマプラおすすめに流れてきて、この絵柄どっかで観たことある!
ということで勢いで深夜2本目。
いやーーーーー、ぶっ飛んでるね!
参りましたーーー
紙芝居のようなアニメだけど、どの絵もエッジが利きすぎていてクセ!
ドラーグ族の習慣、日常がツッコミどころ満載なのは当然ながら、植物やら動物、空も地面も、画面の余す所なく全部が、斜め上。
手塚治虫の「火の鳥」で、人間の感覚では理解できない惑星、というシーンを思い出す。
地面に空いてる穴からハゲタカが顔出して、それを土人形が食べるとか。
巨大な石が遠くから列をなして転がってきて、勝手に積み上がって、また壊れるとか。
幼少期にそのマンガを読んで、トラウマレベルに脳バグしたけど、本作はそれに近いものがある。
関連して「ホーリー・マウンテン」も思い出される。。あれも相当ヤバかった。
え、どちらも1973年の作品。
51年も前の映画業界は、脳バグらせ系が流行ったのかな!!??
とにかく、この映画のキャラと設定を考えた人、頭のネジがどっかおかしいことは間違いない。
頭のオカシイ人が作った映像をみるということは、あまり健康的な行動ではない。
そう、深入りするのは非常に危険。
とはいえ、ストーリーは割とマトモなので、普通に飽きずにみれました。
でもこの映像美の前では、ストーリーそのものがオマケみたいなもの。
あと、色がチカチカするシーンが結構あるので、目が疲れます。
特に深夜に観るものじゃなかったっす。
何か深いテーマとか哲学的なメッセージとか、色々ありそうな気もするけど、そんなことを思考する余裕なんてありゃしない。