＃76 凄い癖になるアニメ
昭和初期の少年誌の双六やヒーロー徹底解剖特集のような絵のタッチのアニメーション。フランスらしいシュールな展開が予測が不能。
独特な世界に巻き込まれます。
巨人の住む惑星で人類は虫けらのように細々隠れて暮らしていた。ある巨人の家庭で子供が飼った人類が飼い主と共に同時の教育ツールで高度な知識を蓄える。月日が経ち知性を備えたペット人類はその教育ツールを盗んで逃亡し同胞の人類の集落に合流するお話です。
◆良い点/注目ポイント
・宇宙船とか機械の造形がレトロだと思っていたら1973年の作品でした。ある意味新しいです。
・『進撃の巨人』のような一般的な中年体系の造形が出てきたり、作者はドラッグをキメているんではないかという程の珍獣や背景に圧倒されます。原始人の服を作る謎の生物とか本当に笑えました。
・効率的に様々な道具で人類を駆除する様子は本当に凄いアイデアです。
◆改善点
・特になし。
◆総括
・鑑賞したあと害虫駆除される側の立場について考えさせられます。
フランスのアニメは『スーサイド・ショップ』のお姉さんがプレゼントでもらったスカーフを用いて自分の股間をゴシゴシするシーンなど
全てにおいて油断できません。
そろそろ夜も更け来たので【瞑想】してきます。
-2020年 76本目-
