カトリーヌ・ドヌーヴの観る
末期膵臓ガンで余命僅かなバン
ジャマンと心穏やかに旅立つ権
利があると考える主治医エデの
物語とも思える
バンジャマンの余命に合わせるような四
季がタイトルの四章仕立て。ユニークな
オープニングから医療サイドの心持ちが
ある程度のウェイトを占めるの予測出来
る。エデ演じるのは役者でなく末期医療
のドクターだそうです
エデの言葉が本物だけに心に残る。職業
としてにプラスされた患者との関係。死
が避けがたい事実となった時に患者は何
をするべきか患者に何をするべきか。医
療側の理想じゃないのと思う距離感も少
しあるけれどフランス人特有と思われて
る個人主義が好転してるようでこうあり
たいなと少し思う
ドヌーヴはバンジャマンの母。息子との
関係も実は複雑で母子のエピソードと母
絡む息子と別な女性とのエピソード等あ
りますが出演頻度は低め。低めですが印
象深くここぞという所で顔出してます
バンジャマンが国立演劇学校へ入学目指
す子の指導してるがワークショップ的な
シーンの未来ある若者とバンジャマン。
いわゆる感動作では全くなくてフランス
でなければ難しそうな距離感が好きな一
本でありました