私の大好きなJLO.
そうなんです。私も【ハスラー】まではそんなに気にもとめていなかった。いつも｢ラテンの恋人役｣で、Shall we danceの焼きまわし映画でもラテン人だしメイド役で恋人は白人男性。いつも彼女は白人男性の可愛い子ちゃんだった。
ハスラーもJLOが作ったのに、クレイジーリッチアジアンの台湾人に持って行かれそうにもなってた。
その彼女が変わっていく。。。最初彼女が好きな映画が『ウエスト・サイド物語』で尊敬する女優がリタ・モレノと言っててもう嬉しくなる。いまでもJetsに自分が属しているように思ってるところも会話でわかるほどおちゃめ。
彼女がショービズに入った頃と50歳になった今ではだいぶ変わったように思う。彼女とシャキラのショーはスーパーボウル史に残るぐらい圧巻だった。なにが？っといわれてもやはりこのドキュで見る分断されたアメリカへの叫びであったのだろう。
80-90年代いやずっと、おしりの大きさやセクシー役であることに公然とセクハラを受けてたのに当時はいい女ぶって笑うしかなかった彼女の悔しさ。。。いくら有名になってもヤンキーさを失わないJLO.セクシーな服もいいけどストリートな服を着てる彼女のほうがずっと彼女らしい。
彼女は演技者じゃない。演技はそこまでうまくない。【ハスラー】の演技やダンスの存在感はゴールデングローブ賞はあげてほしかった。。【マリッジストーリー】のローラ・ダーンに回ったのはわかるけど、それでもJLOは有色女性の代表で演ってる責任感もすごい。本編でも言ってるようにこの人はセレブであり女優ではないかもしれない。だからこそドキュでみる素顔は魅力的だ。この人の魅力がいっぱい詰まったドキュ。ファンじゃなくても彼女のことが好きになる。
彼女の人生の機が熟してあのハーフタイムがあって、もっと変化していくJLO！感動的ラストはバイデン就任式では副大統領とにっこり笑い合うシーンだ。まだまだ彼女は前に進むが彼女があの単純に美しい国アメリカの歌詞を一言ずつ歌う姿は駆け抜けてきた2019年の一応のピリオドだったのだろう。
かっこいいなー！！あたしも頑張る！
