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夜明けまでバス停でのhのレビュー・感想・評価

夜明けまでバス停で(2022年製作の映画)
3.4
板谷由夏、お金なくてもどんな服着ててもカッコ良いんだよね。

2020年11月渋谷のバス停であった事件をモチーフにしてる。
板谷由夏演じる三知子が、コロナ禍によりパートで働いていた居酒屋の職を失い寮を出なければならなくなった。職を探すが見つからずホームレスになり、バス停で夜を明かすことになる。

店長役三浦貴大、殴りたくなるような嫌な男。でもいそうなんだよね。いや、いるいる。セクハラ、パワハラ。自分の力じゃないのに勘違いしてる奴。

ちょっとしか出てこないけど、YouTuber役の柄本佑。最初誰だか分からなくて、次に登場の時に、あれ?柄本佑じゃん!!て。え?あれだけ?出番少なっ💧

コロナ禍における様々な状況の変化がストレートに描かれてる作品。



ネタバレ。完全に。





犯人が三知子を襲うシーンから始まる。コンビニの袋を振り上げて次のシーンに変わるが、事件が悲惨な結末なのを知っているのと、なかなか職が見つからない三知子の疲弊していく姿は、明るい気持ちで観ることはできなかった。
この作品では、ラストバス停に座ってる三知子は襲われずに済むんです。それはそれでいいんだけど、ノンフィクションかと勘違いして観てたので、終わった瞬間モヤモヤした気持ちになってしまった。
だって、冒頭のあのシーン観たらそう思っちゃいますよ。
この作品そこがポイントではないでしょうけど。
観方を間違えたかな。
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