クワハラリエコ

窓辺にてのクワハラリエコのレビュー・感想・評価

窓辺にて(2022年製作の映画)
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なげ〜!会話っていうより「考えの発表会」って感じになってるしzoomのミーティングみたいなテンポだし不倫の不倫的部分がどうでもよく、はやく吾郎ちゃんのシーンにしてくれ❗️と思った、「ただ面白い小説を書きたいだけ」の小説家とかがどうでもよすぎる、あとなんか保紫萌香が若葉竜也とベッドの上で会話してるときに爪にオイル塗ってたりする演出がウケる、「手放す」っていうテーマ的なのもそうだしちょこちょこ現実に起きたことに触れるような台詞もあったりはするんだが(意識が過剰な可能性もあり)そのフェーズに吾郎ちゃんはもういないんだよ〜ん❗️

でも「こんな吾郎ちゃんが見たい」が夢小説的発想で叶えられておりそれは感謝感謝ヤミー✨✨
吾郎ちゃんの姿勢がフラットすぎるがゆえ、マイペースに男性を振り回す美少女な玉城ティナが男性からのミューズ的妄想というよりはむしろ非モテ女の雑設定自己投影として機能してる感じがあったり、中村ゆりでいうと浮気したのに怒りもせずこの人は私のことを本当に好きなのか…?という惨め妄想のたのしさみたいなところが大きかったりで、つまり吾郎がいる場所だけがステージってことなのだ。ここにきての稲垣吾郎アイドル映画、うれしいです。ラブホでババ抜きするシーン、吾郎ちゃんの足の裏が見えててまんまと湧いちゃった
あと微妙なバランスの交流相手を玉城ティナにするよりも、それを全部若葉竜也に集約させて若く立場の違う男性にした方がよりシンプルだし疑似恋愛的に萌え、と個人的には思うんだが

そしてこの映画の中でもパブリックイメージにおいても、デフォルトした「稲垣吾郎」に向き合わせながら、その根幹により興味をそそられる吾郎ちゃんという存在がやっぱりLOVE💟どうしても復讐ベースで生きてしまう私なんかからみると、エレガンスであることがなによりの復讐であるということを体現してるようにも思え(そんなことに本人は価値を感じてないのは承知の上なのだが)映画のインタビューで「期待というものを真面目に受け取らない」って言ってたのも好き😭ってなった