おどろきの白鳥

ビーストのおどろきの白鳥のレビュー・感想・評価

ビースト(2022年製作の映画)
3.2
定番のアニマルパニックものですが、今年は他にも『クルーガー 絶滅危惧種』とかあったし、何より直近では某恐竜があったし、新鮮味が薄い。

その『ジュラシック・ワールド』(某が消えました)と違って、一匹の凶暴化したライオンだけじゃ緊張感が保たず、94分が長く感じました。

終わったら、「なんか一家が逃げ回ってた」くらいの印象しか残らず。

「密猟者は一撃で噛み殺しているのに、主人公サイドはライオンが弄んだり、おとりに使ったりと、わりと猶予を与えているのが、ご都合すぎるなぁ」とか、「麻酔弾の重ね撃ちで、致死量越え狙いで殺すとか、主人公が医師なんだから対策はいろいろ思いついてもいいようなもんなんだよな」とか、ツッコミどころも多々ありつつ。

観ても観なくてもどっちでも…いや、観なくてよかったかな、というのが率直な感想。