りゅう

ビーストのりゅうのレビュー・感想・評価

ビースト(2022年製作の映画)
3.3
長回しが多く、それが怖さを引き立てる演出になっている。

ライオンに襲われた怪我の描写が生々しく痛々しい。
かなり映像が凝っていて、迫力、ライオンの怖さが凄い。

ライオンが来そうな場所をあえて見せてくる。半開きの車の窓、建物のドアが開けっぱなし、など。
あざとくて怖さが増す。

序盤でジュラシックパークのシャツがいる人が出てくる。そのとおり、本作はかなりジュラシックパークの演出を参考にしていると思う。車の外から襲う描写、建物にゆっくりと入ってくるライオンなど。


親子の仲違いとかは必要なのか?
これだけの映画なら親子の関係修復は蛇足なのでは。

○まとめ
ストーリーはイマイチ。
この手のモンスター映画のお約束通りといえばそれまでだが。
しかし、映像の迫力は圧巻。
ライオンのCG、カメラの長回し。
アクション、ホラー、どちらの要素も楽しめる。
りゅう

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