まあまあ面白かったかなあ。
結局、自分はキリストだと信じる3人の統合失調症患者と、その患者を救うことができる自分はキリストみたいなものだと信じる医者の物語なのだと思う。
で、統合失調症を治せなかった医者は自分はキリストじゃない。って気付いて。イコール精神医学まだまだ発展途上だよね的なストーリー。
それがそもそも『イプシランティの3人のキリスト』なのでまあ事実に基づいているのは確かなんだけど。
結局分かりづらい映画だってことも確かで、脚本があんまり洗練されていると思えなかった。主題というか映画を通して何が伝えたいのか不鮮明。
統合失調症の症状もあんまりリアルと思えなかったかなあ。
ただ、キャストの演技は全員素晴らしかった。