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アホカリプスのよーだ育休準備中のレビュー・感想・評価

アホカリプス(2018年製作の映画)
2.5
アイスホッケー・チームのプレーリーキングスは、決勝戦でライバルチームのアイスキャッツを下し、見事優勝の栄誉に輝く。祝勝ムードで飲んで騒いではしゃいでいると、突如ゾンビ化した相手チーム選手や住民たちが襲いかかってきた!


◆ JMS印のホラー作品!

バージニア州の北部に位置する都市アレクサンドリア。ある晩、住民が突如ゾンビ化するという事件が発生する。アイスホッケーの試合でこの街を訪れていたプレーリーキングスのメンバーは(ホテルに泊まってたから、遠征地なんだよね?)、、、ってあれ?キャプテンの彼女(笑)のお家はこの街にあったから、、地元なのかな、、、??まぁいいや。アイスホッケーの試合で優勝して浮かれるメンバーの前にゾンビが現れてさぁ大変!というお話。

ゾンビ映画ですが、ゾンビたちの出番は控えめ。陽気でおバカなメンバーがワーキャー騒いでいる様子をケラケラ楽しむ映画でした。ヒロインは未亡人のMrs.Jhonson(Gabrielle Arrowsmith)。って、え?全然ありじゃん。学生諸君の中で存在感を放つ圧倒的お姉様、普通に良いんだが。バストサイズは圧倒的に控えめでしたが、それがまた良い。

きちんと死亡フラグは回収するくせに、道端でパニクって騒ぎまくるメンバーたち。緊張感があるんだか無いんだか。子ゾンビの襲撃をうけて、シャイニング、オーメン、エクソシスト、ペットセメタリー、トイストーリー、ストレンジャーシングス、ホームアローン、レドラーーーーム!!が大変よかった。勢いが素晴らしいし、その直後にエルサネタをぶっこむのも好きだったよ。途中まではヘタレでスケベな(終盤で退場するような…)キャラかと思っていたのに、その終盤で圧倒的ポールダンスのテクを披露したWave(Alex Galick)が個人的にはMVPですね。


◆終末ホッケー作品!

ホラー映画が大の苦手なこの私。深夜に一人で見られる神ジャンルは《ホラー・コメディ》です。今作をポチポチしていたら、なんかジャケ写に映ってる手は腐れてる感じがするし、あらすじ読んでても《ゾンビ》っていうワードが出てくるし、どうしたもんかと頭を抱えていましたが、タイトルが背中を押してくれました。《アポカリプス》ではなく《アホカリプス》。『誰が上手いこと言えとw』と思いきや、再生して表示されたタイトルを見てびっくり。原題がすでに【Ahockalypse】だったんですね。《Aho》って《Ramen》とか《Emoji》みたいに英語でそのまま通じるんだっけ?と疑問に思っていましたが、hocの次にkが入ってますね。《Apocalypse × Hockey》の造語だったんですか。…あーぶね、コメディ入ってて良かった〜。でもでも、よくよく考えてみたら、ホラー猛者たちが多いJMSで《ちゃんと怖い》ホラー作品がお題になる訳も無かったですね!マジホラーがきたら今作のネタになっていた【マッドマックス 怒りのデスロード】のウォーボーイズみたいに爆死してしまいますw