アニャ・テイラー・ジョイに強い女を代表させるのそろそろやめたれ!記号になってるぞ!
と、言いつつラストシーンあんなモノであんなモノを眺めながら口を拭うのは『金閣寺』みたいで流石にカッコよかった。
レイフ・ファインズ扮するシェフがどんな紆余曲折を持ってたとしても、目の前の客に正当なサービスをできなくなった時点で金返せ案件だし、それを指摘できない小さな権威主義社会のキモさが手際よく表現された。
ありがちな設定からは想像できない時代的必然性までコンパクトに辿り着けてて良い。
変な権威に「変だぞ?」と言える自分でありたいね!