ピートロ

ザ・メニューのピートロのレビュー・感想・評価

ザ・メニュー(2022年製作の映画)
3.7
アニャ目当てで鑑賞。
不条理系サスペンス風ブラックコメディ。
シンプルなB級テイストのストーリーなので強引さは愛嬌。
あのレストランの代金1250ドルだから約168,000円。あれ?思ったよりもそんなに高くない…?
ハードルを下げて観れば普通に楽しめる。

他のユーザーの感想・評価

Yus

Yusの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

動機がうすい
全員死ぬ必要はなかったのでは
ずっと不気味でカルト的な怖さを感じた

とりあえずチーズバーガー食べたい
Layla

Laylaの感想・評価

3.0

気になる〜と思ってただけあって
ああ、こんなもんかって感じ。
お腹はすく、確実にハンバーガー
たべたくなる。

マーゴ役の子
めっちゃ可愛いなぁ、、、
Harataku

Haratakuの感想・評価

3.5
サスペンスって感じだけど「駄作」のシーンは超ホラーしてた。微グロあり。
「食べる」とはどういうことなのか、「料理を味わう」こととは異なるのか。食の中にも価値観の多様性があり、中には狂気もあるのかも知れないって思った。料理は「シェフの作品」でもあり「頂いた命」でもある、食べたらなくなってしまうし同じ作品でも「全く同じもの」は作れない。極めれば極める程わからなくなって行きそうだから、「食」はともかく「料理」に関しては人類はこれ以上進化しなくても良い気がする。パンのないパン皿とか絶対やだもん。

「コロナ禍」って単語を映画の中で聞いたのは何気に初めてな気がする。
あと洋画で「梅干し」って言葉をきいたのも初めて。
機内で観ててあとちょっとのところでついちゃって、最後どういうオチだったかわからない。

追記 帰って最後まで観て、レイフ・ファインズの繊細な芝居がいいなと。
ボーン

ボーンの感想・評価

3.0
眠い目をこすって観ていたら、
想像してなかった展開に目が覚めた。

だけどそのあとやや失速。

なにをしたかったのかあまりわからなかった。
NODAIKI

NODAIKIの感想・評価

2.5
見た目はオシャレ風を装ってるけど全然味のない料理のような映画。
眠

眠の感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

如何にもな面々が訪れるレストランと徐々に雲行きが怪しくなっていくディナーのコース。美味しそうな料理とは裏腹に静寂な晩餐が段々と狂気へ蝕まれていく。
観る前に想像していたのは「注文の多い料理店」だったんだけど、内容は全然違った。個人的に求めていた終盤の流れとは違う展開になってしまったので自分の口にはあまり合わなかったけど、ナチュラルサイコなニコラスホルトが良かった。
動機が薄すぎる。
母親がいる必要性が不明。最後なにかするかと思ったけどただいるだけで、話するのに必要だったのかもしれないけど、もうちょっとやり方があったのではないかと感じてしまう。
他の人物たちとの関係にしても、チーズバーガーにしても、、ひどい話。
zmrzlina

zmrzlinaの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

賛否両論別れるかと思いますが...
正直言うと、かなり好きな映画のひとつになりました。

"狂気に満ちたレストラン"を舞台にテンポよく始まるストーリー

ミッドサマーの様な映画と聞いていましたが、そうでもないかな?
ダークで奇妙なサイコスリラーとしては、同じ部類に入るのかもしれませんが...。

とにかく、作品として楽しめました。(ショッキングな映像が中盤から終わりまでを割と結構占めておりますが)監督の思うつぼのように終始ハラハラし、スリルを味わえました。

この映画のテーマは、与える側と奪う側についての平等さに重きを置いた"最後の晩餐会"なわけで。
現実社会に対して、かなり皮肉った、ホラー映画とは一味違うものとなっておりました。

なので、この映画に対して、オチを求める人には不向きかもしれません。

最初は、宮沢賢治の“注文の多い料理店”を想像しながらというか、勝手にそんな感じなのかな?と思いながら観ていました。しかし、まったくそんなことはありません。強めの風刺的描写で、食品業界をテーマとしながら、ちゃんとサイコスリラーでお客をもてなす1本、いや、逸品。絶品とは言い難いですが、たいへん満足いたしました。

しかしながらこれは、映画業界にも、どの業界にも言えることなので、レビューの仕方も今後考え直したいな〜
kouki

koukiの感想・評価

-
食することの本質を見誤るなですね!

とはいっても、どこからどこまでの人のことを揶揄してるのか本編鑑賞中は分からなくてオロオロしていた。
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