ラア

リトル・チュンのラアのネタバレレビュー・内容・結末

リトル・チュン(1999年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

香港返還という大きな時代の変化の中で、香港人のこれから生きようとする逞しさが感じられた。主人公は小さな男の子だが、逞しかった。同い年の大陸から来た女の子との関係がまた香港と大陸の近いようで遠いような関係を表してるようにも思えた。主人公は子供らしくて魅力的だが、彼を取り巻くあらゆる世代の大人たちもまた魅力的だった。大人たちが魅力的だからこそ、小さな主人公が大人のようにも感じられて魅力の幅が広がっていたのかもしれない。
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