浮浪者

丹下左膳餘話 百萬兩の壺の浮浪者のレビュー・感想・評価

丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)
3.7
郡司ペギオ幸夫が、ダチョウ倶楽部のコントを「能動的受動」という概念で解きほぐしていたが、本作もその系列に位置されるのではなかろうか。

よもやお決まり化していく、行為否認のあとの全肯定。それはこの世界そのものを祝祭的に享受するための苦心に満ちた技術ともとれる。アッパレ!
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