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ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界のtottsunのレビュー・感想・評価

3.5
「ストレンジワールド」🎬104
有名な冒険家の息子だが冒険嫌いのサーチャー・クレイドは、農家として妻や息子と穏やかに暮らしていた。ある日、彼は家族と共に冒険の旅に出ることになり、もう一つの幻想的な見知らぬ世界「ストレンジ・ワールド」にたどり着く。そこにはまるで生きているかのように動く地面や、キラキラと光を放ち動く未知の生命体など、見たことのないものばかりが存在していた。
ディズニー作品としては珍しくあまり宣伝もされずに、公開日決定からしれっと始まったような感じの作品。(今回の上映前の予告では「マイ・エレメント」と実写版「リトル・マーメイド」はやってたけど)
全然期待せずに放置しかけたらすでにスクリーンは小さくなっていくし、評価はどんどん下がっていくしで…とりあえず見ておくか?みたいな感じで字幕版で鑑賞。
スクリーン内もびっくりするくらいガラガラだった。
感想から言うと、最近見る度に思うことだけどもうディズニーはこういう多様性の社会の話しか描けないんだなぁと思った。
今回は男親子三世代の話なんだけど…父親像?父親らしさというものの持つイメージを壊すための作品なんだな。
話はスムーズに進む。(むしろスムーズすぎるくらい)けどそれが行き過ぎてて話がとっ散らかった割に薄ーい。
「インディ・ジョーンズ」もやりたいし、昔のコミック?アニメ的なこともやりたいし、多様性についても今後はこうなっていくんだっていうのを描きたいし、親子についても描きたいし、未知の世界の秘密も描きたいし…などなどやりたいことありすぎたんだな。って思った。
なんか「ラーヤ」っぽいって思ったら、まさかの「ラーヤ」の監督が今作の監督だったw
16歳の息子が16歳にしては言動が幼くて…
最近17歳ぐらいをテーマにした他の作品と比べるとちょっとリアルに欠けるというか…微妙だなと思った。
最近のディズニーはとりあえずで見てるけど…
それ以降2度目見てない作品ばっかりなんだよな。
これが新しい形なんです!って言われたらそれを受け入れられない私がいけないけど…
結局王道を求めてしまうな。
私的には☆☆☆.5かな。
吹き替えは誰なんだろってさっき思ったら、原田泰造と鈴木福、大塚明夫なのね。泰造さんは泰造さんにしか聞こえなさそう。
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