ひよみゆ

夜、鳥たちが啼くのひよみゆのレビュー・感想・評価

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)
3.5
大好きな城定秀夫監督の最新作が公開されたと聞けば、それだけでもう観に行くしかないでしょ!

という事で、監督の作品ということ以外、内容、出演者の情報等、一切無い状態で鑑賞しました。

日曜日の朝一(っていうか、その一回しか上映がなかった)、地元のシネコンで鑑賞したんですが、シネコンさん何を思ったのか、一番広いシアター(IMAXならぬT-LEXシアターという名称)でこの作品を上映してくれましてね。

「スラムダンク」「すずめの戸締り」「アバター」という大ヒット作品がありながら、何故?
もしかしてワタクシのために?なんちゃって…。

結果、客席はワタクシを含めて4、5人(いつものことながらかなり前の方で観るワタクシには、後ろにいるお客さんの数ははっきりとは分からないのです)という貸切に近い状態。
シネコンさん、やっぱり失敗では?大きなお世話ですね。

それはさておき、

この作品、全体的には、正直、「まあまあ」でした。
過去と現在を、テロップなしで行ったり来たりするのは良かったし、山田裕貴くんのクズっぷりも良かったし、松本まりかさんも魅力的でしたけどね。
もうひと押し欲しかった…ってのは欲張りでしょうか?原作モノだから仕方ないかな?

ただ、今作で一番の収穫は、"カトウシンスケさん"という名脇役俳優をきちんと認識したこと。
なんかこの人見たことあるな〜と思って後で調べたら、ついこの前観た「ある男」で窪田くんの先輩役やってた人じゃありませんか!もしかして先輩役の達人?
今後も出演作が目白押しのようだし、脇役フェチのワタクシとしては、気付くのが遅かったけど、これからはチェックさせてもらいますよ〜!
ひよみゆ

ひよみゆ