しちみ

夜、鳥たちが啼くのしちみのレビュー・感想・評価

夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)
3.5

むむむ。想像していたような内容じゃなかったな🤔
山田裕貴ってめちゃくちゃ良い人だと思ってるんだけど、こういうヤベー役めちゃくちゃ似合うんだよな😂笑

私は母親が男中心の生活をする人だったので、子供がアニメを見に離れた隙におっぱじめるシーンくらいからコラっ💢💢って本気で思っとりました。
主演2人に助けられたかなという印象。可もなく不可もなくです。

他のユーザーの感想・評価

城定監督だから観た。序盤から山田の松本を見るエッチな目つきに、エロいことありそうな予感がしてドキドキした。現在と過去話にいい感じで切りかわって、共に進行してゆくが、過去話に松本が出てきたときに「おーー!」ってなって、その後のエピソードで夫の隣に出てきた人に「おぉーー!!」ってなって楽しかった。待ってましたのエロいとこ。がっつりじゃなかったけど、さすが城定監督、脱がない女優さんでも上手く魅せるなって感じ。まあまあエロかった。なにより松本の喘ぎ声がエロかった。まあまあ興奮した。その後は、なんかアットホームってだけの感じになって、少々モノ足りなかった。最後、花火どうなったの?って思ってたら、幸せいっぱいのキーボード音で終わりかってとこからの、そうきたかって面白かった。
やまだ

やまだの感想・評価

4.0
まず、言葉で言い表せない。
つまらないわけでもなく、特別面白いわけでもない。でも見てしまう、心に残る、そんな映画だった。
何回も見ることができなかったのでわからないところもある。題名の意味、そこに込められている意味など。
そういう暮らし方もあって、人それぞれだよね、と思った。
こう

こうの感想・評価

4.0
佐藤泰志原作らしくし、何とも言えない生きにくい性格の主人公が良かったです。もっと上手く生きたら良いのにと何度も思いました。それでもそれができないんだろうので仕方ないと思います。家族らしい事が出来ていて希望を描いて嬉しかったです。
セックスの描写は生々しいけど、綺麗に見えて愛がある様に撮れているのが流石でした。見惚れてしまいました。

全体を通して鑑賞後、綺麗な映画を観た印象で、終わりました。
がんつ

がんつの感想・評価

3.6
【 内容 】
付き合っているわけでもない
男女が、半同居生活を通じて
過去と向き合うドラマ映画🎦

【 感想 】
“お前にはコンプレックスが足りない”

『草の響き』『オーバーフェンス』の佐藤泰志が原作。
『愛なのに』『女子高生に殺されたい』の城定秀夫が監督📣

慎一(山田裕貴)が
「お前にはコンプレックスが足りない」
と助言されて、怒り狂うシーンを観て
「やっぱり佐藤泰志の原作は裏切らんなぁ☺️」
と満足しました。
そんな感じで、他作品と同様に過去のトラウマや自己嫌悪を扱った作品です。

印象としては、城定秀夫監督の色なのかもですが、後半が予想以上に楽観的でPOPな内容となっていました😳

佐藤泰志の他作品は「これから幸せになれそう」といった雰囲気で、ベクトルが上向きになった印象。
しかし本作は、ベクトルが上向きになったどころか「もうこれ幸せやろ...」と思ってしまうような展開で、正直思っていた感じではなかったです。
それはそれで良かったですが😌

“そう考えただけで良いじゃないか”
そう思えたら、幸せになれるのかも。

本作は本当に、良いものでした!
ベッドシーンの魅せ方が最高!!
まりかちゃんエロっっ😍

佐藤泰志作品がいつも題材にする不器用な人たちに、こっちも苦しくなる…
山田裕貴のダメ男ぶりが何ともリアル。芸能やスポーツ以外にネットの登場で成功が身近に感じられる昨今、夢から抜け出せない不器用な人間を見事に演じていた。松本まりかも見事だ。妙に色っぽいが下世話で嫌味なエロさを感じない。憂いしか感じない。人に裏切られ、人に傷付けられ、自ら傷付き、ズタズタな男女が出会い、くっつきすぎずも、淡泊ではない、絶妙な距離感を、少しずつ歩み寄るリアリティ。だからこそ、ある夜の濡れ場の、エロさといったらない。臨場感あるから。性欲を満たすというよりも、互いの欠陥を補う行為に似ている。だから、いやらしくない。
救いようのない自己嫌悪の世界、そんな日常が重苦しくもあるが、それでも生きる細やかな希望が感じられる、成功だけが幸せではない、自分の欠陥を産めてくれる誰かがいて、自分も誰かの欠陥を埋める存在でいれる幸せ。うん、そんな存在意義って大事よなって感じた。
※当記事の著作はROCKinNET.comに帰属し、一切の無断転載転用を禁止しておりますので、何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。
かくわ

かくわの感想・評価

3.5
まだ2月にして今年3本目の城定秀夫監督作品。

夜ってこんなに綺麗だったけ、と思わせる青色と、その下に住む2人の男女の物語。
成功や幸せというあやふやものに振り回されがちだけど、一歩ずつ歩けば良いと思うの。

原作ものとは知らなかったけど、徐々に明かされていく2人の過去と接点が良かった。

2023-038-033
不遇の作家、佐藤泰志原作映画!
城定秀夫監督による味付けで、佐藤泰志作品に新たな風味が!
ミナ

ミナの感想・評価

3.0
エロなし城定
まあそこは置いといて、
ストーリーにまったく刺さらず
「そこのみにて光輝く」がらみなのに
ドロドロなし
このタイトルってそんなん想像したじゃない
あっさり城定
逆にそんなふつうな空気狙いなの?
松本まりかが前塚本くんとの濡れ場がすごく
セクシーだったので城定作品でどうなるか
観てみたかったけどそこまで。
ストーリーもダラダラしてて特に。
タイトルにはいってるのにうっかり。
大の鳥苦手を忘れていた😅
しかし後輩の彼女、元カノ?と浮気しても
離婚する?子どもまでいるのに。
15/2023
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2.1

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これも素晴らしい作品。
深い背景や関係性などが全く描かれていないからこそ、第三者としての目線でこういう事件を考えることができる。
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3.8

原作のファンです。鈴木亮平も宮沢氷魚も大好きです。けど、正直に言うと本作は微妙に感じました…😭
個人的にこの場面は必須だよね〜♪って思ってたところが全部描かれてなくて、え!?ここが重要でこれがあるから
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