予告からして、泣くことは分かっていた。でも、何の涙かまでは考えていなかったから、山本幡男さんがどんな生涯を辿ったのかはとても興味深く、そしてその人間性にとても驚かされた。
「これは戦後の混乱の最中で>>続きを読む
流産か中絶か。カルテにどちらを書かれるかで未来が決まった、1960年代のフランス。でも“望まない妊娠”は、今もある。
アンヌが妊娠したのは夏。そして暮らすのは学生寮。隠しきれない体型の変化は冬場以上>>続きを読む
他人に成り代わることでしか生きていけない男の姿がそこにあって、あぁなんて容赦がないんだろうと思った。同じ血が流れていることにも、顔が似てきていることにも、過去が纏わりついてくることにも、その全てに苦し>>続きを読む
もしも職業に“母親”というのがあったとして、適性検査の結果、“母親”が向いてますよと薦められる女性は、一体どのくらいいるんだろうか、なんて考えてしまった。
母と意見が異なるようなことがあってはならな>>続きを読む
はぁー面白かった。エンディング曲の歌詞までがこの物語を語っていて、ゾクッときたラストの余韻を引き摺り続けながら観終えることが出来た。
町の人々から、“湿地の娘”と蔑まれながら生きてきたカイア。湿地帯>>続きを読む
元気になれそうな映画を観たいなと思ってこの映画を選択したから、まさか自分が泣くなんて思ってもみなかった(驚)
何が自分の琴線に触れたのか分からないまま流れる涙を止められなくて、慌ててハンカチを手にした>>続きを読む